社会・時事

人の救い方丨氷河期世代

※下記記事は2019年時点の記事となります。

就職氷河期世代の救済措置を厚生労働省が取り纏めたとの事。

結論、職業訓練を人材派遣会社などが行うのだが、
「なんで人材派遣やねん?!」という疑問が生まれます。

このニュース、人材派遣には、様々な思惑があると思います。

・人材を育ててお金をもらえるというインセンティブ
・正社員として雇えるぐらいまで成長した時に、
紹介料をいただけるインセンティブ
・うまく就職が進まなかっても、派遣社員としての
登録が増えるインセンティブ

特に、30代半ばから40代半ばという
いわゆる働きたいと思う世代に対してアプローチをする事で、
自分たちのビジネスのパイが増えるというのが、
需給関係に繋がってくるのかなと考えています。

ただ、私が言いたいのは、派遣を進める会社が、
正社員を進める事に目的のズレがある事が気になって仕方ないです。
正直、何を考えて、この制度を立ち上げたのすら疑問に思います。

国としても、氷河期世代が子どもを生んでくれないと、
国の成長がより鈍化するのも分かりますが、もうちょっと
やり方があるのではないかなと考えてしましました。

結局、氷河期世代に必要なのは、スキルアップ云々ではなく、
企業自体が間口を強制的に広げざるを得ない状況なのかなと考えます。

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