イントレプレナー(社内起業家)という言葉があります。
ざっくり言うと、企業内で新規事業の立ち上げ等を行う人を言います。
以前、「終身雇用の限界」という記事で、
日本型雇用が終わった結果、どのような社会が待っているかまで書きました。
そんな社会情勢の中、私は「イントレプレナー(社会起業家)」という
キーワードが世の中に広がっていくと考えています。
その理由としては、まず3点。
①既存事業のシュリンク
グローバル社会において、既存事業は国際的な競合との勝負に晒されます。
それはおもてなしが必要になるサービス業にまで至ると考えています。
既存事業が伸びない状況下では、新規に希望を求めるのはよくある話です。
②イントレプレナーの価値自体が向上する
起業できるのに起業せずに、会社の中で事業を新規開発する人は、
それだけで重宝される可能性があります。
何故なら、そんな無駄な事をする人は少なく、希少性が高い為です。
③新しい社内文化の形成
変化が激しいこの時代、変化が出来ない企業は廃れるしかありません。
その変化の先導役を旗振り役として対応するのが社内起業家の
存在意義になる可能性があります。いわゆるアイコンというやつですね。
確かに、起業をしたくても、家庭等にリスクが被らない事を考えると、
イントレプレナーという選択肢も有りかと思います。
ネットには、イントレプレナーになる資質としてこんなのが書かれています。
・批判に負けない精神力
・常に自身・会社の成長を目指すチャレンジ精神
・魅力的なアイディアを生む構想力
・アイディアを形にする行動力
・仕事のスタイルを臨機応変に選べる適応力
会社には新しいことを求めていたとしても、
新しいことを批判する特異な人がいます。
批判されることは上等です。
また、挑戦→構想→行動は社内起業家で無くても、
当たり前で行う事であり、単なる習慣でしかありません。
適応力に至っては、何言っているかすらよく分かりません。
どちらにしても、スケールがしやすく、
失敗してもリスクが少なく、挑戦できる。
ただそれだけなのかなと考えています。
これからの世の中、クリエイティブに創造しながら仕事を大きくするか、
それ以外(といっても、AIとかRPAとかに職を奪われるんですが)に
分かれるのかなと考えています。
あなたは、どちらを選びますか?